【ハイキングレポート】第47回 初冬の鎌倉を歩く-永福寺(ようふくじ)跡と歴史文化交流館-

【日 時】

平成29年12月2日(土)午前9時~午後3時頃

【行 程】

9時00分  JR逗子駅改札周辺集合

9時13分  鎌倉駅着

9時16分  バス乗車(④番乗り場から大塔宮行きで終点「大塔宮」下車)

徒歩で永福寺跡へ

9時30分  永福寺跡着 自由見学

10時00分  永福寺跡出発

10時10分  鎌倉宮着 自由見学

10時40分  鎌倉宮発 「荏柄天神社」に立ち寄り鶴岡八幡宮から昼食会場へ

11時30 分  昼食会場(鎌倉山下飯店)

13時00分  昼食会場発

13時30分  鎌倉歴史文化交流館着 学芸員のレクが約1時間。その後自由解散

【概 要】

穏やかな初冬の1日、鎌倉を歩いた。今回のテーマは、「永福寺」。国指定史跡・永福寺は、源頼朝が奥州合戦等で亡くなった源義経や藤原泰衡ら数万の将兵の鎮魂のために建てた寺院。昭和56年度に試掘調査を開始して以来、平成19年度まで発掘調査が続けられてきた。大塔宮から10分ほど歩き永福寺跡に着いた後は、敷地内を散策、解説のプレートをたよりに往時の姿を偲んだ。来た道を戻り鎌倉宮で小休止し、荏柄天神社に立ち寄ってから鶴岡八幡宮の境内に入り段蔓を通り、昼食会場である「鎌倉山下飯店」へ。

老舗の中華料理店の個室で丸テーブルに分かれ、軽めのコース料理をいただいた後、同店から15分ほどの鎌倉歴史文化交流館へ出発した。

平成29年5月にオープンした同館は、イギリスの世界的な建築家であるノーマン・フォスターが設計に関わり、「Kamakura House」として2004年に竣工した。学芸員から建物の来歴や特徴、開催中の企画展「甦る永福寺-史跡永福寺跡整備記念-」の見どころなどを聴いた後、自由に館内外を見学した。折しも紅葉が見ごろであり、斬新な建物との「自然と人工の調和」を体感できた。高低差の少ない距離も無理のないハイキングであったが、鎌倉の新たな観光スポットを堪能できた。参加者20名。

 

 

 

【逗葉三田会ハイキング番外編台湾ツアー2017】

1.日時・場所  2017年11月10日~13日  台湾(台南~高雄)

2.スケジュール 1日目 11/10(金)東京(羽田)→台北(松山)→台南

07:20 羽田空港集合

09:20 ANA851便にて出発

12:40 入国審査後台北駅へ

14:46 台湾新幹線にて台南へ

16:32 台南到着後ホテルコッツイ台南にチェックイン

17:00 神農老街(古い街並み)散策

18:00 阿霞飯店にて海鮮料理の夕食

 

2日目 11/11(土)台南→高雄

08:30 バスにて安平樹屋~安平古堡~安平老街~赤嵌楼~

天壇観光

12:30 度小月にて台南料理の昼食

13:30 孔子廟~延平郡王祠観光後高雄へ

16:00 高雄澄清湖湖畔でミニハイキング

18:00 85スカイタワーホテルにチェックイン

19:30 蟳之屋にて海鮮料理の夕食

20:30 六合夜市散策

 

3日目 11/12(日) 高雄→墾丁→鵝鑾鼻

08:30 バスにて高雄~墾丁森林遊楽区にてハイキング

12:00 凱旋墾丁ホテルにて昼食

13:00 台湾最南端の鵝鑾鼻(岬)にてバシ―海峡を臨む

17:00 高雄帰着後 壽山公園~打狗旧英国領事館文化園区観光

19:45 老四川にて四川火鍋の夕食

 

4日目 11/13(月) 高雄→台北→東京

09:30 蓮池潭にて龍虎塔観光

11:00 新幹線にて左営駅→台北駅

昼食は台湾高鉄の駅弁を賞味

12:59 台北到着後免税店にてお土産購入

16:50 ANA854便にて台北松山を出発

20:40 東京羽田空港到着

21:00 通関後解散

3. 参加人数等 今回は一昨年に実行したハイキング番外編の2回目として、台南・高雄と台湾南部をターゲットにして企画しました。台湾の京都ともいわれる古都台南ではオランダ統治時代の安平古堡や生命力旺盛なガジュマルの樹に絡めとられた家屋、あるいはオランダを駆逐した鄭成功を祭った廟等を見学し古い台湾を偲び、さらに高雄ではツアーではなかなか行くことのない台湾最南端の鵝鑾鼻(岬)や墾丁森林遊楽区の散策を楽しみました。今回はサークルのメンバー8名と家族6名の計14名が参加し、11月中旬というのに半袖ポロシャツで過ごせる台湾南部のツアーと台湾グルメを堪能して3泊4日のツアーを無事に終えることができました。

【2017.11.10一日目(羽田→台北→台南】

【2017.11.11 二日目(台南→高雄)】

【2017.11.12 三日目(高雄→懇丁→鵝鑾鼻】

【2017.11.13四日目(高雄→台北→羽田)】

【ハイキングレポート】 第46回大磯旧吉田邸を訪ねて

1.日時  10月14日(土)7:45 JR逗子駅前

2.スケジュール

・旧吉田邸までの交通路時刻表:逗子発車 8時 ~大船経由 ~大磯着8;39 ~乗換神奈中バス8:45~城山公園前着8:50 ~徒歩 ~旧吉田邸着9時

・旧吉田邸見学と庭園散策:           10:50 迄

・隣の城山公園(旧三井別荘)散策、資料館見学: 11:50 迄

・城山公園前 ~バスで直行~平塚駅前土(と)風炉(ふうろ)で昼食し解散  12:00 ~14:00

3.参加者 7名(ハイキングサークル会員5名、ご家族2名、ガイド1名)

4.ハイキングの様子等

[吉田邸見学と庭園の散策]

ハイキング当日は、旧吉田邸に大型バスで団体の方が大勢が訪れると聞いたので、我々ハイキングサークルは混雑を避けるために、9時開門と同時に旧邸宅に滑り込んだ。玄関先で学芸員が我々を迎え、各部屋の案内をしていただいた。1階は洋間で、我国及び諸外国から来られたトップクラスの政財界のお客様を迎えるための落ち着いた雰囲気の応接間、大食堂(ローズホール)であった。

2階に上がると畳の間は、書斎兼応接間であった。親しい身近な人も通す部屋である。吉田茂の私的な書斎で、官邸直通の黒電話が置いてある。国家の緊急時には、首相がすぐに判断し対応せねばならない厳しさを感じた。

新館2階は、プライベート用の日本間が拡がり、居間(金の間)からは箱根、富士山がくっきり望まれるはずであったが、生憎厚い雲に覆われ想像だけ。吉田茂はまず富士山を見てから朝食をとったらしい。隣は寝室兼書斎(銀の間)である。金、銀といっても成金趣味ではなく、渋い色合いであり落ち着いた気分になる。

吉田茂は終戦後の混乱を治めねばならず、思い切った政策をとることもあったので反対派がおり、暗殺まで企てる賊が邸宅に侵入したそうだ。深夜寝室に近づいた賊は、全く安心しきって安らかに寝ている吉田茂をみて、暗殺するのは忍びないとあきらめたとの逸話を聞いた。

しかし、賊の侵入する危険性は続いているため、寝室の窓側の隅に、まるで忍者屋敷のように1階に降りる秘密の縦トンネルをこしらえ、1階の隠し扉から外に逃げられるようにしている。

このトンネルを吉田茂は使わずに済んだそうである。吉田茂は太っているので、もしそのトンネルを使おうとしてもお腹がトンネルにつかえて降りられなかったであろう。

旧吉田邸の主要部分は、近代数寄屋建築で有名な吉田五十八が設計しており、彼は葉山町の日本画家・山口蓬春宅も設計している。そういえば蓬春家の屋根も数寄屋作りで南側のガラス戸が大きく日差しが一杯入るように設計され旧吉田邸と似ていると思った。それから、旧吉田邸の周りを囲む森の小道を散策し、太平洋に向かって立っている吉田茂の銅像を見てサンフランシスコ講和条約のことを思い出し、邸内中央の庭園までひと巡りした。

庭園の傍に七賢堂があり、元勲7人(伊藤博文、岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸孝允、西園寺公望、吉田茂)が祭られていた。ハイキングはさらに、城山公園、平塚駅前まで続くが、今回ハイキングの総歩行距離(8,000歩位)を記して終わります。

 

 

【ハイキングレポート】第45回 東海道歴史散歩 「茅ヶ崎~平塚」編

1.日時  2017年5月28日(日)8:25逗子駅集合~14;30平塚駅前解散

2.スケジュール  ハイキング8~9Km

[ガイド]   湯田 明氏(ハイキング幹事・大西氏の学友、「東海道歴史散歩」を企画・案内)

JR茅ヶ崎駅北口・出発→ 一里塚跡・東海道松並木→ 円蔵寺→ 十間坂→ 第六天神社→鳥井戸橋(とりいどばし)→ 鶴嶺八幡宮(つるみねはちまんぐう)参道及び参道松並木→龍前院(りゅうぜんいん)→ 旧相模川橋脚→ 馬入橋→ 一里塚跡→ 平塚駅到着→昼食・土風炉(とふろ)

3.参加者 21名(ハイキングサークル会員14名、ご家族6名、ガイド1名)

4.ハイキングの様子等

◆前回の戸塚宿に次ぐ2回目の湯田ガイドによる東海道歴史散歩で、茅ヶ崎宿~平塚宿のハイキングです。天気に恵まれ、初夏の東海道・名所旧跡を楽しみながら散歩できた。

◆鶴嶺(つるみね)八幡宮に入る鳥居から始まる参道は、大きな松並木が残っておりそれらの木陰が涼しくて快適である。江戸時代には東海道は松並木が続き、歩行者にとっては現代の国道よりずっと気持が良い道だったと思う。鶴嶺神社の境内には、神奈川銘木100選の大イチョウ(樹高29m、幹周り9m)が威容を誇っていた。

◆龍前院(りゅうぜんいん)では、飛び入りで和尚様からいろいろ昔の話が聞けた。墓地には、立派な五輪塔十基が整然と並び、頼朝が馬入橋で落馬し死去された責任を取って切腹した警固の武士の墓であるとの説明があり、特に印象に残っている。

◆旧相模川の木骨橋脚(約800年前に建設)は、関東大震災による液状化現象で水田の中から地上に露出し、それらを展示する場所で休憩後、長い馬入鉄橋を渡り平塚市に入った。

◆馬入橋を渡ったところで、東海道57次(東京から大阪までで宿場が4か所増える)の走破を試みている女性ランナーに出会った。彼女は1日40キロ走るそうである。その話を聞いてから我々の疲れた足も元気になり、ゴールの平塚駅到着が早まった。駅ビルの食堂で乾杯し美味しい昼食をしながら歓談が弾んだ。

◆今回のハイキング幹事大西ご夫妻、湯田ガイドにすっかりお世話になり、参加者全員感謝しております。

 

 

【ハイキングレポート】第44回田越川回廊と池子の森自然公園散策

1.日時・場所   2016年10月08日(日) 09:00 ~ 14:00 田越川回廊と池子の森自然公園散策  

2 .スケジュール   09:00 JR逗子駅前集合09:10 逗子駅前出発 (田越川回廊・清水橋~下田橋~鳥川橋~中原橋 経由)09:45 着 第一運動公園   10:10 発10:15 着 湘南ビーチFM 10:40 発 (池子のスポーツエリア経由) 10:50 着 池子遺跡群資料館 11:15発 (トンネル経由)11:30着  池子の森緑地エリア 12:20発12:30着  鎌倉パスタ逗子店 12:30 ~ 14:00 鎌倉パスタで昼食 14:00 現地で解散

3.ハイキングの様子等  朝方は雨が降り傘を差しながらのハイキングでしたが、お蔭で田越川の水辺にサギが餌をついばんでいる姿が見られました。山崎(森川)いつみさんがパーソナリティーとして活躍されている「湘南ビーチFM」は、葉山マリーナの一角にありましたが、3.11震災後、津波/防災対策のため逗子市池子に移転したそうです。「池子の遺跡群資料館」には、弥生時代から近現代に至るまでの生活がうかがえる出土品を展示しています。雨も収まり自然公園「池子の森」に入りました。米軍の弾薬庫は他所へ移され、今春より土日祝日は自然公園として開放されました。森に囲まれた広々とした公園は静かでゆったりした気分になります。逗子駅北口に戻り、「鎌倉パスタ館」で歓談しながら昼食をとり解散しました。今回は鈴木さん夫妻による企画で、逗子のすぐ近くにありながら余り知られていなかった「池子の森」周辺を楽しく散歩できました。幹事さんありがとうございます。参加者は、男性14名、女性9名合計23名でした。